令和4年 年頭のご挨拶

(掲載日:2022年01月01日)

 

 

 

令和4年  年頭のご挨拶

日本貨物運送協同組合連合会
 会 長  吉 野 雅 山
 
 新年明けましておめでとうございます。令和4年の新春を迎え謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。全国の会員連合会・協同組合並びに組合員の皆様、そして関係団体の皆様におかれましては、長引くコロナ禍及び燃料価格が高止まりする厳しい経営環境のなかで、社会経済活動を物流面で支えるエッセンシャル事業者としてご尽力を賜り、心から感謝を申し上げます。
 また、このような厳しい社会・経済環境が続くなかで、昨年の日貨協連の各種事業が比較的順調に推移できましたことは、ひとえに関係の皆様のご理解とご協力の賜物と重ねて御礼申し上げます。
 
 さらに、昨年は、6月の総会にて3期目の会長就任を皆様にご承認いただきましたが、全国の会員の皆様並びにトラック運送業界の発展に向け、引続き全力を尽くして参る所存でございます。
 本年の日貨協連事業につきましては、働き方改革への対応に伴う諸問題をはじめ、中小トラック運送事業者が抱える課題の克服に向け、各協同組合・連合会が十分な機能と役割を発揮できるよう各種事業を積極的に推進して参ります。
 
 高速道路問題につきましては、昨年末の臨時国会にて補正予算が成立し、大口多頻度割引制度における最大50%の割引が継続されることになりました。高速道路の有効利用は輸送効率の改善に繋がり、働き方改革に結び付く最も重要な課題の一つと捉え、今後とも大口・多頻度割引制度の実質50%恒久化とともに、深夜割引の適用時間帯拡充問題に取組んで参ります。
 燃料問題については、最近の価格高騰もあり、昨年は日貨協連の燃料価格交渉にご参加頂く組合が3組合増えて6連合会47組合となり、その取扱量も前年対比で約10%増加いたしました。毎月の燃料交渉の結果は可能な限り会員の皆様にお伝えすべく、機関紙「月刊日貨協連」をはじめ、メルマガを通じて情報発信を行うほか、さらに業界紙の取材にも協力するなど、情報発信力を強化して参ります。
 このような組合の共同購入制度に多くの組合が参加し、組合員の経営コストの削減を図ることは、全日本トラック協会小規模事業者コロナ時・災害時特別委員会答申の趣旨にも合致するものと考えます。
 
 「求貨求車ネットワークWebKIT」につきましては、官民あげて「物流DX」の推進が提唱される中で、最近の情勢変化を一早く捉え①標準的な運賃の自動表示機能、②傭車追跡機能、③テレビ会議機能3つの先進機能を追加し、システムの名称をWebKIT2プラスといたします。WebKITの会員ID数はコロナ禍にあってもこれまで順調に増加し、昨年は6,300を超え、今なお順調に伸び続けております。今後は新たな機能を活用し、標準的な運賃の普及と新たな輸送サービスの展開に期待をかけているところです。
 
 各種保険事業につきましては、特に貨物保険について、一昨年来からの大幅な見直しによる保険内容の充実と保険料の大幅な引き下げにより、昨年も順調に契約数が伸びており、多くの事業者の皆様から、ご好評を頂いております。全国トラック事業グル-プ保険につきましては、従来の上乗せ保障プランとして医療保険を新たにスタ-トさせましたが、加入者が順調に増加しており、目標とする加入者数確保に一定の目途が立って参りました。今後も一層加入しやすい保険を目指して制度充実を図り、従業員の皆様の福利厚生に資するとともに、人手不足対策の一助となるよう保険の面からバックアップして参ります。
 
 このほか事業用トラックドライバー研修テキストをはじめ業務用血圧計などの販売事業につきましても、ドライバーの皆様の安全運転や健康維持に寄与できるよう、本年度も継続して取組みを進めて参ります。
 
 また、次世代経営者協議会につきましては、各種調査事業に取組むこととしており、ロボット点呼機器の実証実験に取組むなど、日貨協連のシンクタンク機能として充実を図って参ります。
今年の干支「壬寅(みずのえとら)」は厳しい冬を超えて芽吹き始め、新しい成長の礎となる年と言われており、今後のデジタル時代の本格的な到来を迎えるなかで、日貨協連にも新たなステージに向けた取組みが求められています。なかでも、ロボット点呼機器につきましては、確実な点呼を実施するための重要な機器として、この開発と普及に一層の力を入れて取組むこととしています。現在、国土交通省においてロボット点呼機器の認定制度や乗務後点呼のあり方について論議が進んでいますが、昨年末には月額利用料を大幅に引下げるなど、さらに導入しやすい環境の整備にも努めて参ります。
 
 以上いくつか申し上げましたが、本年も日貨協連の副会長、理事、各委員会委員、会員の皆様並びに事務局とともに全国の会員連合会、協同組合が今後、ますます発展していきますよう心よりご祈念申し上げて、私の新年のご挨拶とさせていただきます。
 


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